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2018-12-31

[]私的GOTY2018 11:00 私的GOTY2018 - ! nopi’s talk を含むブックマーク はてなブックマーク - 私的GOTY2018 - ! nopi’s talk 私的GOTY2018 - ! nopi’s talk のブックマークコメント

ノミネート兼ねて振り返るね。

1. MAD RUNNER : Spintiers

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重機で不整地を走るゲーム。重機で不整地を走ることが、なんでゲームになるのか???思いついた人は一体なにを食べて飲んでいたのか???PC発シム系ゲームにありがちな文脈をきっちりと踏まえながらも厚顔引っ提げてコンソールに殴りこみ(いいぞもっとやれ

コンソール版対応修正ほぼほぼ無し(気づけないほど微小)、PC版まんまのナマのシム感剥き出しのプレイフィールは、プレイする人やプレイングを全く選びます。

Spotifyで昭和の懐メロを垂れ流しながら、あーでもないこーでもないと荒れ地を回り道くねくねし続けることに旨味汁を見いだせる方にお勧め。


2. What remains of Edith finch

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ネタバレは(あまり)無いけど出来ればクリアしてから読んだ方がいいリンク。

http://www.4gamer.net/games/374/G037446/20180323051/

あのエンディングが奇跡(?)だったとは俄かには信じがたいほどのこってりとした語り。有象無象のエピソードが自ずと絡み合いながら一つにまとまってゆく様は圧巻。むろん個別のエピソードもインパクト強めなもの多くて見どころ満載。


3. GoneHome

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エモさというか話の好みでいうと今年一番。アドベンチャーゲームのルールではあるものの、事実上のインタラクティブムービーという感想です。「フィンチ家」が脚本主体演出主体で語りを得ていたのに対し、GoneHomeはユーザー側に語りの観点があるように思います。例えばとある人物の部屋に落ちてた(あるいは本棚?あるいはテーブルの上?あるいはロッカーの奥?)雑誌を見つけた時にユーザーの内側に生じる感想や感情それ自体が語りになる、といったふうに。突き放された作りではあるけれども、それは同時に信じられている(ゲームに仕込んだフィーチャーからユーザーが感じるものがあるはずだと信じてもらえている)とも取れるわけで、そいうのだーいすきてなるという。


4. The Sexy Brutale

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時間操作のパズルゲームなれど、そこはtequila works これでもかってくらいエモい体験をねじ込んできます。

tequila worksのゲームのテーマは、カソリックなお国柄を反映(?)してか、原罪と贖罪についてのものが多く(というかほぼ全部)、The Sexy Brutaleについてもそれは同様です。冒頭はほとんど説明らしい説明無し何の何から始まり、隠しようのない不穏さにビビりながらもメカニックの面白さに惹かれていつしかプレイにのめり込んでゆく。そうやってガード(心のガード)が外れた頃合を見計らうかのように物語は大展開し主人公を取り巻く救いようのない原罪が露わになり、主人公の旅路そのものゲームプレイそのものが贖罪の旅であることに気付くのです。


5. MonsterHunter:World

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昔話をするね。

http://monsterhunter.g.hatena.ne.jp/

かつてこういう、はてなグループを立ち上げていろいろやってた経緯があってですね、最盛期にはそれはそれは盛り上がった感じじゃったんですね。

じゃどもMHP以降の携帯機でのあれこれに個人的に全然付いてけなかったり、ようやく出た据え置き機のトライでは

http://monsterhunter.g.hatena.ne.jp/nopi/20090812/1250037139

みていなかんじになってみたり、てまぁシリーズと喧嘩別れ(?)みていな気持ちになってたんですよ自分。

モンハン?ありゃもう終わったシリーズすよてのはカッコつけた言い方であって、もうヨリ(?)戻せねえだろうなあていうね。

でワールドですよ。

まあスルーよねていうか日本じゃあXBOX版リリース無いいうじゃないですか。そもそも無関係じゃないあですか。ところが北米版余裕で日本語入ってるいうじゃないですか(しかもユーザーの質問に対するメーカー側からの返答とのこと)。

米ストアはわりあいこまめにチェックしてるんですけれども、カプコンさんの米ストア用タイトルで日本語入ってるケースはほとんど聞いたことない(というか日本の大手ゲーム会社のタイトルは大体日本語入ってない)。これはどういうことか。一体なにがあったのか。

http://monsterhunter.g.hatena.ne.jp/nopi/20180129/1517195051

ほいでこれですよ。

Monster Hunter Worldと題された今作。

Worldとは、舞台となる新大陸(New World)のWorldでもあり、オープンワールドのWorldでもあるわけですが、

それよりもMonster Hunterというタイトルが、全世界に向けて挑むという意味でのWorldであるという、

強い強い野心と前のめりの勢いを感じる作品です。

ちゅうことですよ。

ガツーンとやられちまったわけですよ。取られちまったわけですよ、世界を。

上記のクソみていな己のコンプレックスみていなの、一顧だにすることなく何事もなかったかのように秒殺されましたよ。

諸手を挙げて降参て感じでした。


6. theHunter : Call of the wild

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鹿を狩る?いいえ、鹿を追うゲーム。APEXエンジンによる北米中欧のオンシーズン(秋だ)の美しいロケーションの数々は、射撃の一瞬のためにだけあるのではありません。歩き回り、這いずり周り、息を殺して茂みに横たわり自らをロケーションの一部とすること、すなわち自然と一体となることで、初めて自然そのものである鹿を追うことができ、鹿を狩ることができるのです。


7. Battle Chasers : Nightwar

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マデュレイラまんが!なつかしい!まんまのゲーム化。元よりジャパンカルチャー影響強めのマデュレイラまんがですので、ゲームもまんま90年代のRPGライクなつくり。再現度高すぎて、初手こそおおーこれこれ感あるものの、2010年代も終わろうとする今々となってはなかなかに歯ごたえありすぎであり、中盤にて投了。


8. THE CREW2

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本年度イチのがっかりゲーム。びっくりするくらい未完成のまんまのリリースという、前作とまったく同じ。前作の(最終的な)評価の高さは、それでも諦めずに根気強くリリースし続けた胆力に対するものという理解であり、それを二回続けて行うとなると、さすがにいい加減にせえやってなる。

とはいえ、モーターネイションの名が示す通り、THE CREWならではのアメリカングランドツーリング感は前作同様に衰えることなく堪能できます。


9. The Banner Saga1/2/3

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去年のGOTYエントリで、全作通してプレイしてから再評価したいです書いたThe Banner Saga。通してプレイしてみての評価しては、とにかく最高。高難易度SRPG、しかも時間かけてLV上げれば済むわけではまるでないあくまでプレイングテクニック要求する(ゲーム文法理解を要求する)挑戦し甲斐のあるゲームプレイと、そんなキチキチでストレスフルなプレイング感と全く同期する世界の終焉を迎えた人間たちのむき出しのエゴとエゴのぶつかり合いを描く物語。語るべき物語があるからこそ成立するゲームという意味で、GOTY有力候補となる一作。

ただし、最終作3のローカライズだけは要注意。1の美しいローカライズはいったいなんだったのかというくらい3のそれはひどい(機械翻訳以前)。


10. EverSpace

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スペースフライトコンバット+ローグライクFTLのフライトコンバットものの認識で全く合ってる作りでした。ゲームの行きつく先がはっきり見えてて作られていったであろう緻密感があって、プレイの充足感(こうだからこうなのだ、こうなるということはこうなのだ)が非常に高かったです。とはいえ、本質的にローグライクものはそこまでは食べきれない性分でしたので、一次エンディングのちょっと先でIGD。


11. Forza Horizon 4

f:id:nopi:20181231104433p:image

季節フィーチャーを全面に押し出したFH最新作。リリース前はもう不安で不安でしょうがなくって、だって季節ですよ?季節付きました!吹聴してたゲームでおもしょかったやつある?(いやない)。のですけれども、ふたを開けて全くの杞憂でしたとなった次第。

マップの広さや道の繋がり高低の連なり。四作目ともなると洗礼の極みを見せるオープンワールドに載せられた四季はそれでなくとも情報多寡の世界を、さらなる切り口から見える方法を提供して見せます。


12. Tacoma

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GoneHomeとどうしても比べてしまう。GoneHomeでやりたかったことをゲームの文法からではなく、背景装置の文法(世界観てやつだ)から実現せしめた作品。AI、拡張現実、見せかけの自由と管理社会などなど、近未来SF仕立てになることは驚くほどすんなりと理解できます。ただ、すんなりしすぎたのか筆が走りすぎたのか、物語自体が書き手の伝えたいことがフロントに出すぎてる(直喩になりすぎてる)ようにおもえ、プレイヤー自身の体験からは乖離してるのではないか?いう感想を持ちました。手法手探り感のあるGoneHomeのほうが、ぎこちない分プレイヤーに委ねられた部分は多く、結果として体験が豊かになっていたように感じます。

この路線の個人的期待度は非常に高く、次回作にフィードバックしてほしい。


私的GOTY2018は「MonsterHunter:World」

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例年、私的GOTYはストーリードリブンだったりオープンワールドだったりてのを選ぶ傾向があるいう自覚があります。

なんでかっていうとゲームプラットフォームならではの物の語りてのにとても興味があるからでして、するってえと今年の場合は「GoneHome」だったり「The Sexy Brutale」だったり「The Banner Saga」あたりになります。

とはいえとはいえ、今年は「MonsterHunter:World」の年だったとしか言いようがない。上記の並みいる強豪を二馬身三馬身引き離してのGOTY2018はMHWだったとしか言いようがない。

プレイ時間や密度、あるいは寝ても覚めても考えることはMHWのことばかりて点も踏まえて、MHWがすべてを制した年だったということです。


来年は・・・?

いよいよ世紀末ボストンに旅立ちたいとおもいますが、ベセスダゲーは私的GOTY対象外なローカルルールがあります。

そして秋にはMHW拡張リリースも予定されており、まさかの・・・?ていう。

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